ブログ「石と在る」
http://makabekt.cocolog-nifty.com/makabekt/
10年以上前から知っているブログです。
2008年を最後に更新が止まってしまいましたが、今頃になって、とうとうこのブログ主の方の関心事と響き合うことができた気がします。
このブログで取り上げられている文献量を一瞥するだけで、境地の高さを感じとることができます。
今更ながら、教えを乞いたいものです。
「石と在る」で紹介された数々の文献を手掛かりに、岩石の哲学をさらに深めていきたいと思います。
題名だけ見て引かれたのは、まず下記の文献。
紹介されている中の、僅か一部です。
悠久の時の彼方に誕生した石たちは、遥かに送れて地球に登場した人類を魅了し続けてきた。人間は石とどのようにつき合ってきたのか。想いがけない石たちの素顔と人間の想像力があやなす、石の博物誌。
石の世界は、探ってみると思いのほか広大で多様です。その中で、最もふつうの石に焦点をあて、野外の自然景観をつくっている石、建築石材、庭園の庭石を中心に、人工の石、化石、宇宙の石なども加えて編まれた石の話。
機関誌「高梁川」38号 特集「石」
http://takahashiryuiki.sakura.ne.jp/program/takahashigawa/
-葬制と石 佐藤米司 p.40
-石の文化 岸加四郎 p.50
-阿智神社と天津磐境 小野一臣 p.80
-天王山の磐座・磐境 武遣臣夫 p.84
-石の妖怪 水木しげる p.104
-石をめぐる故事と諺 青山忠一 p.126
-石の子 宇佐見英治 p.128
-石の連想 壺阪輝代 p.132
-石とレンガ 岡田幸二 p.152
-石には季節がない 寺田武弘 p.170
石の世界は狭そうに見えて、広い。
時間を作って、1冊ずつ読んでいきたいと思います。
ブログは私にとって備忘録代わりであり、定期的に岩石を勉強するための仕組みでもあります。
個人的には、海外視点や後天的な環境によるものを除外し、先天的ないし汎世界的な視点で、岩石へまなざしを向けた本に出会いたいです。
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