長野県下伊那郡阿智村
黒川と本谷川が合流し、阿智川になる合流点に阿智神社の奥宮が鎮座する。
奥宮の背後は小丘状に盛り上がっており、これを「河合の陵」(川合の陵の表記もある)と呼んでいる。
阿智神社祭神であり阿智の祖神である天表春命(アメノウワハルノミコト)の墳墓としてまつられている。
陵の頂上に1個の岩塊があり、これは祖神を宿した磐座とみなされている。
この岩石を囲む遺構が発見され、学者によって古代祭祀の跡であると立証されたと現地看板には記されている。
しかし、どの学者のどの報告に基づくものか典拠ははっきりされていないため、詳細は分からない。磐座と読んだ古記録が残っているのか、磐座と墳墓の機能をどのように両立すると考えているのかが気になるところである。
前宮看板には「奥宮近くの河原から、昔、暖かい水が出てきたといわれている」と記されている。
0 件のコメント:
コメントを投稿
記事にコメントができます。または、本サイトのお問い合わせフォームからもメッセージを送信できます。