愛知県一宮市大和町戸塚字東郷
18個の硬質砂岩が散乱しており、これを七つ石または剣研石と呼んでいる。
『尾張名所図会』後編(1880年)に「日本武尊剣研石」として紹介されている。
日本武尊が伊吹山に向かう途中、ここで自らの剣を研いだという伝説から剣研石の名がある。
石の表面は、磨かれたかのように滑らかなものが多い。
これらは、河川に洗われた巨石を持ってきたからだと考えられている。
戸塚という地名も考えあわせ、古墳石室の石材の残骸ではないかというのが現在の通説であるが確証に欠けている。
また、すぐ北東に行った所に春日社という神社があり、七つ石の岩石群はかつてここにあったという話もある。
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