兵庫県三田市市之瀬
市之瀬地区(切詰集落)の集落最奥、二つの山に挟まれた山田川沿い。
山へ入る手前に神社は立地し、そこには磐神社の名が示すように二つの岩がまつられている。
磐に接して社殿が建てられている。 |
岩陰部分 |
境内右手にもう一つまつられた岩。 |
磐根を張って、手前に小祠をまつり神々が寄り合う。 |
磐神社の2つの岩を撮影。 |
磐筒男命を祭神とする磐神社は、社殿を岩に寄せるまでに岩をまつる行動を体現化し、水源となる川を押さえ、二つの山に守られる。
この二つの山も麓から望むと美麗である。
磐神社向かって左(西)の山 |
磐神社向かって右(東)の山。磐神社は川の東でこちらの山域に属する。 |
藤本浩一氏『磐座紀行』(向陽書房、1982年)によれば、社殿背後の岩は最大高4m、幅は7m。
右手にあるもう一つの岩は、樹木を除いて岩の高さ3m、幅4mを計るという。
境内にあった、何らかの用途を終えた石 |
なお、前掲の藤本氏によると、磐神社から約6km奥に行った小柿地区にも、岩をまつる社があるというが、神社名は記されていない。
0 件のコメント:
コメントを投稿
記事にコメントができます。または、本サイトのお問い合わせフォームからもメッセージを送信できます。