山梨県山梨市下石森
石森山・石森岡と呼ばれる小丘に大小の岩石が群れており、正しく石の森である。
吉村光敏氏「信仰巨石の地学観察技能講座」(2016年)によると、この岩の群れは人工的に構築されたものではなく、元は同一の岩塊が地震などによる炸裂破壊の現象によってこのような岩の群れに化したと考えられている。
開拓地を馴らした際にかき集めた土石の積み重なりなら、巨石が丘の上に乗ることはないだろう。
合計22体の岩石に名前がつけられている。
1つ1つの岩石自体に深いいわれはないかもしれないが、当時の人達の熱や愛着を示すものであり、現代人とはまた異なる認知のあらわれを読みとることもできるだろう。
現地ですべてを特定できなかったが、境内に掲げられていた岩石群の位置図に沿って紹介する。
ハ:石上松 ニ:烏帽子石
ホ:駆上石
ヘ:桃石
「阿夫利神社」周辺の岩群
上看板1~11を写真に照らし合わせる。
タ:枕石
レ:要石
ソ:兜石
ツ:獅子石
ナ:朝日崔
石森山頂上の琴比羅神社
山梨岡神社社殿(写真右奥)
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