岐阜県不破郡関ケ原町松尾
沓脱石遠景 |
沓脱石 |
兜掛石 |
現地看板 |
不破の関すぐ北の畑の中に、およそ15mほど離れて沓脱石(西)、兜掛石(東)が存在する。
当地は旧地名で兜石の名が残り、大海人皇子が兜を置いたこの石から由来するものとされる。兜掛石のほうにだけ覆屋がされていることからも、この二石のうち兜掛石のほうが重きを置かれていたような様子がある。
付近には、皇子が下船したという「木船(元貴船)」の地名や、皇子が矢尻で土を掘って湧水が出たという「矢尻池」の地名が残る。
参考文献
不破郡地名研究会・編 『ふるさとものがたり 不破の地名』 不破郡教育委員会 1988年
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