岐阜県不破郡関ケ原町玉
日本武尊が伊吹山にて毒にかかり、ふもとの冷泉で休息したと『記紀』にある。
その伝説地が関ケ原町の「玉」と呼ばれる地で、そこには旧跡として玉倉部の清水や尊の腰掛台が残る。
「この清水を、『玉倉部の清水』とか、『居醒泉』とよぶようになった。今の関ケ原町玉の鍾乳洞のすぐまえの清水だといわれている。その南の方には、タケルが休んだというまるい腰掛石があり、玉石の地名となった。それが玉という地名のもととも言われる。」(不破郡地名研究会・編 『ふるさとものがたり 不破の地名』 不破郡教育委員会 1988年)
道路沿いの標識をお見逃しなく。 |
全国各地の腰掛石の中では巨大なほうである。
岩石の上から足をおろして腰かけたと想定すれば良いが、実際の人間が腰かけるには難儀するだろう。
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